戸建て不動産投資はマンションより安く始めやすい!物件の選び方と注意点

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戸建て不動産投資はマンションより安く始めやすい!物件の選び方と注意点

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「不動産投資を始めたいけど、戸建てとマンションがどう違うのかわからない…。」そんなふうに悩んではいませんか?

この記事では、戸建て投資とマンション投資のメリットの比較、戸建て物件の選び方や注意点などについて詳しく解説します。メリットの他、リスクや戸建て投資はどんな人におすすめかなどについても紹介していきますので、不動産投資検討の参考にしてみてください。

まずは、戸建て投資と、マンション投資のメリットを比較してみましょう。

戸建て投資の場合、少額でスタートすることができ、ローンを組まずに買うことも可能です。また、マンションやアパートといった集合住宅とは異なり、管理費や修繕積立金がかからないというメリットもあります。

そして、戸建ての場合はファミリーが入居することが多く、入居期間が長期となることがほとんどで、空室となるリスクも少なめです。

最終的に売却するとなった時にも、売却がしやすいです。戸建ての場合は業者や投資家だけでなく、一般の方も居住用として購入することが考えられるので、マンションを1棟売るよりも早く売れる傾向にあります。

マンション投資の一番のメリットとしては、短期間で大きく儲かり、早く投資を拡大できるということでしょう。

マンションなどの集合住宅の場合、戸建てとは異なり、毎月複数件の家賃が入ります。ローンを組む必要はありますが、1軒の不動産から得られる利益が多いので、投資の効率は非常に良いです。

戸建ての不動産投資は以下のような人におすすめです。

  1. ローンを組まずに不動産投資をしたい
  2. 少額で不動産投資をスタートしたい
  3. 本業とは別に副収入で生活をより安定させたい
  4. 管理はなるべく楽な方がいい
  5. 金銭面、精神面で感じる負担を最小にしたい

戸建ては物件価格が安く、管理も簡単でリスクが低いことが特徴です。ただし、そこまでの収入にはならないので、一本でやっていくための不動産投資ではなく、副収入を得るための不動産投資を検討している方に向いています。

戸建て物件の選び方にはいくつかのポイントがあります。他の不動産投資に比べ、少額であるとはいえ、数百万円はかかってくるため物件選びは慎重におこないましょう。

まず、シロアリ被害や雨漏り、傾きなどがある瑕疵物件には注意が必要です。特に、傾きのある家は入居者に健康被害が発生する可能性があり、大きな修繕費がかかるので避けるようにしましょう。

シロアリ被害のある物件も柱や躯体に影響が出て、床が抜け落ちるなどの可能性も出てくるので避けた方が賢明です。ただし、雨漏り程度であれば、数十万円 で修繕することができるので、その他のコンディションが良好なのであれば検討してみてもよいかもしれません。

不安があれば、専門家に依頼して診断してもらうことがおすすめです。費用は5~6万円ほどなので、リスク回避のためであれば決して高くはない金額だといえるでしょう。

また、築年数は35年前後までの物件を選ぶようにしましょう。1981年6月よりも前に建てられた物件は、旧耐震基準で建築されています。耐震面に不安があるような物件は、避けるようにしましょう。そして、物件が賃貸としてしっかりと機能するのは、およそ築50年前後まで。あまりに古い物件では、先に経済耐用年数がきてしまい十分な利益を確保できない場合も考えられます。

戸建ての不動産投資にはいくつかの注意点があり、これをしくじってしまうと大きな失敗につながってしまうこともあるので、よく理解しておきましょう。

瑕疵物件、築年数に注意する

前述したとおり、瑕疵や築年数はしっかりと確認しておきましょう。購入する前に、基礎や外壁にヒビはないか、床を踏んだ時にきしまないか、傾きがないか、雨のシミなどは見当たらないかなどの点をチェックしてください。

日当たりのチェック

物件選びの際に、日当たりを重要視する入居者は多いです。

600万円前後までで、高い物件は避ける

金額は600万円前後までの物件を選ぶようにしましょう。不動産投資というものは、累計で物件価格以上の家賃収入を得ることができれば成功です。あまりに高い物件を購入してしまうと、回収するのに時間がかかり経済耐用年数(およそ築50年)がきてしまい結局回収することができなくなる可能性も考えられます。

ファミリーが入居することを考える

人口は5万人以上の都市を選びましょう。ショッピングセンターやコンビニなどが普通にあり、小中学校も半径2キロ圏内にあるところであれば、ファミリーからの需要は高まります。

管理会社は慎重に選ぶ

管理会社によって、家賃収入に大幅な差が生じることもよくあります。スタッフの対応や集客力を見て判断するようにしましょう。入居者の募集をかけるところから、入居者の管理や退去までを全ておこなってくれる管理会社を選ぶとスムーズです。

戸建ては少額なので現金買いすることも可能です。また、維持費も少ないので、マンションやアパートなどよりも気軽に不動産投資がスタートできます。

共用部分もないことから、管理も楽であまり負担がありません。長期的な目を持ち、低リスクで不動産投資を始めたい方にはぴったりです。

物件価格も安く維持費もかからない分、実入りはそこまで高くないため、一本でやっていきたい投資家には馬力不足です。

サラリーマンの傍ら副収入として、より生活を安定させたいという方にはおすすめの投資方法といえるでしょう。不動産投資には注意点やポイントがあるため、検討中の人はそれぞれのポイントに注意しながら始めるようにしましょう。